論文紹介 ～森近大介先生-Respiratory Research～

A retinoid X receptor partial agonist attenuates pulmonary emphysema and airway inflammation.

Morichika D, Miyahara N, Fujii U, Taniguchi A, Oda N, Senoo S, Kataoka M, Tanimoto M, Kakuta H, Kiura K, Maeda Y, Kanehiro A.

Respir Res. 2019 Jan 3;20(1):2. doi: 10.1186/s12931-018-0963-0.

核内受容体は肺気腫の発病に関与しているが、 レチノイドX受容体（RXR） の役割についてはまだ十分解明されていません 。

森近先生らはマウス肺気腫モデルを使い、新規RXR部分作動薬がRXR完全作動薬と比較して、有害事象がみとめず肺気腫を抑制することを明らかにしています。